ORIGIRING Project Dance Performance 2nd「FOR」終了いたしました。どうもありがとうございました!!

当日お客さまにお配りしたパンフレット
当日お客さまにお配りしたパンフレット

1/17(土)に行ったORIGIRING 公演 「FOR」終了致しました。

 

沢山の方にご来場いただきました。

本当に本当にどうもありがとうございました。

プレゼントやお花や、添えられたメッセージなども…どうもありがとうございました!!


また、出演者のみなさま、公演のためにご尽力くださったスタッフの方々、この公演に関わった全ての方へ、心より深く感謝致します。

 

 

リハーサルを夏から始め約半年。

初顔合わせの時に着ていたのは半袖1枚だったのが、がっちりコートに変わり…。

 

それまで舞台やクラスなどの場でご一緒していた出演者のみなさまでしたが、作品に出演していただくのは初めてという方がほとんどでした。

みんなで、また、一人ひとり、少しずつ少しずつ進んできました。

 

創ること、踊ること。

そこにあるのは、すぐ目の前と遠くにある目標に向かうと同時に、理屈や意味などなくただ心のままにその瞬間を生きる、ということ…。

そしてそこには王道はありません。

 

こうすればOK(多くの人がそこそこ認めてくれるというような)という呼吸のない鋳型に自分をあてはめずに、自分そのものでいる、というのは、心身共に簡単ではないですね。

 

でも、素直に正直でいないと、人に本当の心が伝わらず、お互い淋しい。

人が作った見せかけのルールや常識に自分をあてはめて、自分の感覚や考えなく行動し、それを褒められても、褒められたそれは自分ではない。だから虚しい。

褒められたい、のではなく、一緒に、ただ伝わり合いたい。嬉しい、楽しい、時に悲しい、辛いを。そして、そういう繰り返しがあるから、もっと楽しい!!を。

 

私にとってそれ以上に幸せなことってないです。

逆にそれが出来ないことほど悲しいことはないです。それは、自分の存在が否定されているように感じるからでもあります。

 

その淋しさが、そこからの虚勢が、自分の存在意義への不安を人に押し付けることにつながり、いじめや差別や戦争につながるんだ、と思う。

 

だから(初めに戻って)、素直で正直に、自分の感覚、考えを持って、そこから勇気を出して行動に変えることが大事だ、と思います。

 

自分自身でいることが、人との温かい伝わり合いに、幸せにつながると思います。

 

そのことで、逆に、行き違いや、別れもあるかもしれない。でもどちらが悪いということではないから、責め合うのは不毛…。

自分そのものを大事にしていれば、人のことも大事に出来る、尊重できる…。

行き違いや別れもしっかり受け止め、受け入れられる。

そうして、自分を信じて歩みを続けていれば、その先には、また新たな扉が必ず開かれるのだと思います。

 

 

今回の公演を通しても、そうして、毎日を生き、出演者のみなさま、関わってくださるみなさまから、本当に様々なことを感じさせていただき、考えさせられ、多くの貴重な経験をさせていただきました。

 

お時間を割いて舞台を観に来てくださった方々が、ほんんんっの少しでも、共感したり、楽しかったり、温かさを感じていただけたなら幸いです…。


 

この世界はいつも厳しくて温かくて美しくて魅力的で、また一層、深く知りたいし、そのためには自分自身をより深く知る必要があり、強くする必要もあり…、そうして力の続く限りドキドキワクワクの冒険を続けたい、と思い、そのことで、できるかぎり多くの方と温かさを感じ伝わり合いたい、と思うのです。

 

 

…というわけで、ORIGIRING Project Dance Performance 3rdに向けて、もう、ちょっとずつ考え始めている今日このごろです…。

 

 

 

 

岩沢彩