横浜は春から初夏へ 水をめぐって

水に魅かれます。

特に動いている水の動きは本当に美しくて、ずーーっと見ていられます。

水の存在があったから生物が誕生し、そこから進化し、人が誕生した…ということや、人の身体の多くが水で出来ていることや、この世界に生まれでる前には、母親の体内の水の中で成長していた…ということなどを考えると、水に魅かれるのはごく当然なんだろうなぁと思います。

 

先日行って来た日光では、華厳の滝を見て来ました。

その一瞬一瞬の勢いと光が透け影ができる透明な輝きと躊躇なく落下する様子に魅入ると同時に、自分の感覚と心身全てが同化するように感じます。

一緒に砕け散るような、それでいて生まれ変わり続けて、全てが新鮮に感じるような

…。

 

瀬を早み 岩にせかるる滝川の

割れても末に 合わんとぞ思う

 

実家で、お正月によく百人一首をしていたので、なんとなく覚えていたこの歌が、急に、とても鮮明に、目の前の景色と一体となって思い出されました。

 

昔の人も、自然の中で、感じ、考え、自分を見つめたり重ねたり、そして歌に表現したりしていたのだなぁと。

今と具体的なものことは変わっているけれど、自然と共にある、その中にあること、人の心や人が感じること、などは変わっていないのだなぁと改めて感慨深く、時を経て、遠く以前に生きた人のその温かみに触れられたようで嬉しくもあり…。

そして水のあるところには、色々な生き物もいます。

池や川などがあると、必ず覗いてみます。

先日、朝のORIGIRINGバレエクラスの後に寄った公園の池には、たっくさんのオタマジャクシが!

 

春だなぁ。

 

次に訪れる頃には、大人へと成長したかえるくんに会えるでしょうか♪