王道なき楽しい道

日光東照宮の建物の一つに、踊りのための舞台となるような場所があり、その土台となる壁に施されていたレリーフ、花かご。籠の格子柄や、全体的に使われているブルーのグラデーションが、華やかさと陰影を醸していて…。和の趣とモダンな印象が相まってすてきでした。
日光東照宮の建物の一つに、踊りのための舞台となるような場所があり、その土台となる壁に施されていたレリーフ、花かご。籠の格子柄や、全体的に使われているブルーのグラデーションが、華やかさと陰影を醸していて…。和の趣とモダンな印象が相まってすてきでした。

あらゆることに境を決めずにしなやかな心…だからこその強さや美しさなど。

…と、一途に一つのことを追究する意志からの強さや美しさなど。

…や、面白さ(笑いだけではなく、どきどきわくわくしたり、心が躍ったりする高揚感や、逆にしーんと心の奥に響いたり…)などがあり…。

人生に深く関わってくる多様な心とそれにつながる全てが好きです。

 

舞台も、それらを表すようなもの…、コンテンポラリーダンスでもなく、バレエでもなく、演劇でもなく、アートでもなく、エンターテインメントでもなく…と同時に、コンテンポラリーダンスでもあり、バレエでもあり、演劇でもあり、アートでもあり、エンターテインメントでもあり…というものが好きです。

(それは例えば音楽でも、小説でも、料理でもそうで…。)

 

しかし踊りの道に(なんでもそうだとは思うけれど)王道(近道)はないですね。どんな道を選ぶにせよ多くの多くの時間を要します。

効率的、という言葉とは程遠いところに、求めたいことがあります。

 

その中にあるのは心で、そのすぐ外にあるのは身体を伴う踊り、です。

 

また、その人それぞれの道を精一杯楽しむからこそ、違う人の道も尊重出来るし、また、いつもとは違う道をみんなで一緒に楽しむこともできますね。

 

いつもクラスでも「なかなか出来ない」という方には「そうなんです時間が必要なんです。でも、少しずつ少しずつ少しずつでも変えて行こうとし、続けていれば、必ず結果に表れてきます。」とお伝えし、実際みなさんを見ているとその通りです。

 

そしてそれと共にある、みんなで自由を楽しむ、伝わり合う、ということはすてきです。

 

 

 

明日はチャコットでのバレエクラスと美和クラシックバレエでのジュニアコンテンポラリーダンスクラス♪

 

 

 

明日も楽しく!★

 

 

 

 

岩沢彩

 

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