得意なこと苦手なこと どちらも大事

昨日は大人の初心者の方を対象としたORIGIRINGバレエ入門基礎クラスを、関内馬車道スタジオにて行いました。

 

ずっと体調を崩してレッスンに来られなかった方が、久しぶりに参加してくださり、嬉しかったです。

 

ずっと家から出られず、運動という運動もできなかったようですが、久しぶりのレッスン後「腸が動き出したみたいで、レッスン中ずーっと音が鳴っていました。」と。

 

身体のあらゆる筋肉や関節などなどを使うバレエのレッスンでは、普段、日常であまり意識せず動かしている身体の細かい部分部分と、全体のつながりを様々に感じ、意識し、しなやかで強い身体の軸を感じながら、ちょっとずつ思うように動かせるようにしていき、そのことでお一人おひとりの多様なすてきな踊りの表現へとつなげていきます。

 

そのための身体の使い方で大事なことの一つとして、下腹を身体の中から胸の方へと引き上げるように意識すること、があります。

それは、運動不足や加齢、またデスクワークなどで固まったり低下した筋力によって下がった内臓を持ち上げ、胃腸などの内臓や身体全体が活性化する…ということにつながってもきます。

お腹がずっと鳴っていた、というのは、そのしるしでもあり、「それは良かったね!」と一緒に喜びました。

 

 

 

その人それぞれに得意なもの、苦手なもの、があって当然です。

プロであろうとそうでなかろうと、バレエや踊りにおいてであろうとなかろうと、なんでも…。

 

また結果に表れている人、は、必ずそれ相応の努力をしています。

時間も労力も心も身体もそれ相応のことをして、そうなっています。言い切ってしまいますが…。

初めからちょっと得意…というだけで、練習なしでは、時間をかけていなければ…、やはりそれ相応の結果になります。

 

逆に言えば…!どんなことも、諦めず、苦手なところも含めて全てに関して、どうしてこうなるのか…と自分に問い、向き合って、地道に少しずつでも続けていれば、必ず結果に表れるのだと思います。

そのことで色々と気付くことがあり、得意なところもまた伸びていきますね。

 

水曜日のクラスを始めて3年目なのですが、みなさん、実際、こつこつと積み上げて来たことが結果に表れています。

 

どのクラスでもそうです。

ORIGIRING金曜日初中級クラスでも、ORIGIRINGコンテンポラリーダンスクラスでも、美和クラシックバレエ ジュニアコンテンポラリーダンスクラスでも、チャコットのバレエクラスでも、すべてのクラスで。

 

素晴らしいです。

 

 

私自身も、みなさんのたくさんのエネルギーを感じ、自分自身に問いながら、少しずつ、楽しみつつ、を、続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

岩沢彩

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント: 0