数年前、義姉から猫の肉球の写真が沢山載っているという、なんともたまらない本をプレゼントしてもらいました。
この画像の絵は、その中にあった、むにゅう〜♪な笑顔の猫の写真を見て以前に描いたものです。
家にも猫がいますが、小さい頃、お母さんを交通事故で亡くし、一人車の下で鳴いていたところを保護され（以前、バレエクラスを担当させていただいていた、色々ととてもお世話になりましたお教室の先生、金原祐子先生により）、家に来ることになりました。
人見知りの寂しがりやの甘えん坊です。
朝はご飯をちょうだいと４時頃から私を起こそうとし、起きないでいるとベッドサイドに置いてある時計や本や携帯などを一つずつ、がしゃーん、がしゃーん、と音を立てて、わざと落としていきます。
こうしてブログを描いたりパソコンに向かっていると、自分は寝ていたのに、人が何かに集中しているのは気に入らなく、つまらないようで、パソコンの裏から、こちら側に手だけちょいちょい出してちょっかいを出したり、「これでできまい♪」と言う顔をしながら画面の前にばばーんと座ったりします。
最終的には、膝の上に乗って来てごろごろ♪と喉を鳴らし、上の画像の絵のような顔をして寝たりします。
猫はいつでも自由で美しく面白くしなやかで魅力的です。
猫から、人間の世界の、ある限定された価値観というものと同時に、人と、人が創るすべての素晴らしさや広がりある希望ある未来、などの両面、多面など…をいつも感じ、猫に「師匠！」と呼びかけたりしています。
「え…何が？」という顔で私を見る猫。愛情のあまり眉間をごしごし！と撫でると、嬉しいようなちょっと迷惑なような顔をする猫に、またきゅううんと心が温かくなる毎日です。
明日はチャコットバレエクラスにて、自由で美しくしなやかに強く…などなどなどなどのお一人おひとりそれぞれの魅力的な踊りに向けて少しずつ、参加される方とご一緒にレッスンを！★
岩沢彩