人間として自然として

ORIGIRING Project Dance Performance 4thに向かう日々です。

画像はORIGIRING Project Dance Performance「応答惑星」より

 

 

 

私の住む横浜の夜の海の景色には、工場につく照明の光がたくさん。

その光はきれいでもあり、人間の進化を表しているものでもあり、と同時に、自然を損なっているものでもあり、私たちの暮らしにとって必要な大事なもの、でもあります。

 

地球の誕生があり、そこから地球自体が進化を遂げ、生物が生まれ、人間が生まれ…。

だから、ある視点から見れば、人は自然の一部で、花や木や土や海と同じと言える…。

 

その母なる自然の恵みをいただきながら(食べたり、住まいの材料にしたり、日常のあらゆる場面で)、人は生きているわけだけれど、そのために十分、という以上のことが、人にとって、日々を生き生きと生きる、という生き甲斐だったり、生業だったり、希望だったり、にもなりうる…。

例えば科学の発展は、人の命を救ったりもする。でも、そのことで、地球自体を損なうこともある。

 

そこで誰が悪いと争って自分の権威を示そうとして命をないがしろにするなんて愚の骨頂で本末転倒だ、と思う。

 

自分にできることをし、今ある命に感謝して、あらゆるすべてに感謝して、生きたい。

 

それには人を信じられないと。それには自分を信じられないと。

 

自分に正直でいないと。

孤独だと思える覚悟も必要。

だからこそみんながみんなを尊重しあえる人それぞれの道。

自分で感じ考えて動く。

誰かが言うから、みんなが言うから、大きな組織が言うから、学校や国が言うから、と鵜呑みにせず、自分でひとつひとつ感じ考え行動に変えて初めて、希望は生まれ、一人ひとりの温かい幸せにつながるのだと…。

 

 

 

ORIGIRING公演リハーサルは12月から。

すぐそこです。

 

 

だんだん寒くなってきましたが、みなさま体調にお気をつけて…

 

 

 

 

 

岩沢彩