実家のおひなさまの写真を母がメールで送ってくれました。
私が生まれた頃からずっと実家に飾られています。
いろいろなことを、家族と一緒に感じてきたのでしょうか…。
小さい頃は、三人官女や五人囃子なども飾られていましたが、今は、このお二方にのみ、年に一度、出てきてもらっているようです。
ひなまつりには生前、祖母も家に来て、母が作ってくれたちらし寿司などなどをみんなで食べました。
結婚してからは、毎年夫がちらし寿司とはまぐりのお吸い物を作ってくれていました。
海鮮たくさん!でちょっと贅沢…美味しいのです。
今年は、お互い忙しくなってしまい、無理そうかな。
でも…、そこには、その分、多くなり、より深くなった、多くの人への様々な感謝があり、ありがたい。
伝統行事は、日々を、人生を、命を大事に幸せに、という願いからのもの…。
ありがたくじんわりと温かいひな祭りそのものや雛人形に込められた様々な人や家族の深い想いや魂みたいなものが、小さい頃から今に至る私を前に動かす、大きな力のひとつにつながっています。
岩沢彩
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